日本、中国、韓国を代表する囲碁のトップ棋士がAIと対戦するというニュースがあった。井上裕太六冠(27才)を始めとする3人の棋士と、DeepZenGoという日本最強のAIが3月21日から3日間の日程で総当たりのリーグ戦を行うというのだ。どんな戦いになるのだろう?

 

Zen開発チームの加藤英樹代表(63才)は、「3日間休みなしで打ち続ける点は疲れ知らずのコンピュータに有利」と予想、又、昨年11月にZenと対戦した趙治勲名誉名人は2勝1敗で勝ち越したものの、Zenの著しい成長から、「半年後に対戦したら負けるかも」とコメントされていた。

 

私は囲碁を全く知らないから想像でしか言えないが、石をどこに置くかという選択肢にはもの凄い数があり、だから、その結果を予測することも大変なんだと思う。そう考えると、相当量の記憶容量があり、瞬時に複雑な計算もできるコンピュータが進化を続けると無敵になるような気がする。

 

では、人間はどうあるべきなのか。そもそも、人間とAIの差は何なんだろう。いろんな答えがあるように思うが、趙治勲名誉名人の言葉が印象に残る。「AIに負けても恥ずかしいとは思わない。悔しいとも思わない。AIが強くなったら、それを使って勉強し、互いに強くなっていけば良い」・・・この挑戦意欲の有無も人間とAIの差だと思う。