新聞を読んでいたら「潔癖男子」という文字が目に入った。吊り革、手すり、ドアノブに極力触らないし、自宅以外のトイレや公共トイレには抵抗があるという男子が増えているそうで、男性の約4割がそういう潔癖男子とのこと。芸能界の坂上忍さんが潔癖症だと公言したり、SARSの流行から感染症への関心が高まったこともあり一気に市民権を得たらしい。
早速、あちらこちらで話題にしてみたのだが、同年代のオジサンには「草食男子といい、潔癖男子といい、どうも最近の男は弱っちい」という反応が多かったように思う。しかし、私の意見はちょっと違う。
沢田研二の「時の過ぎゆくままに」は大好きな歌だが、「身体の傷なら治せるけれど、心の痛手は癒せはしない」には違和感がある。アキレス腱を切ってしまった私の左脚は未だに右脚より細いままだし、3度も折ってしまった鼻の骨は少し曲がったままだ。しかし、心はリセットできる。仮に失恋で傷付いたのだとしても、もっと素敵な女性(男性)と巡り合い、好きだと言われたりしようものなら100%完治するに違いない。
だから、潔癖男子が守ろうとしているのは一度傷付けたら元に戻すのが大変な身体や健康、しかし、草食男子が守ろうとしているのは実は再生可能な心、というのは言い過ぎかなぁ?
