上海に出張した。
伯父は太平洋戦争の最中、上海で亡くなった。京都に幼い3人の子供と妻を残して出征し、どんな気持ちで最後の日々を過ごしたのだろう。想像するだけで胸が痛む。それに比べると、私の訪問目的は商談で2泊3日の滞在と決まっているし、生命の危険を感じるような環境ではない。平和とは本当に有難いものだと思う。
その上海で人気があるというショッピングモール、impmに行ってみた。写真はその内側を撮影したものだが、金色に光り輝く内装を見ると、同じアジアの民族でも中国人と日本人では好みや感性が異なることが良く分かる。話し方も、日本人からすると、中国人は声が大きく、時に乱暴に聞こえるから、思わず振り返ったりしてしまう。
そういう違いが気になり出すと少し気持ちがザワザワしてくるが、子供を優しく見守る目は中国人も日本人も同じだし、女性に叱られている男性など見付けようものなら、国境を超えて心から同情してしまう。違いを探せば喧嘩になるんだろうから、せいぜい同じところを探し、親しみを感じられる心の余裕を持ちたいと思う。
