昨日になってしまったが、2月4日は立春だった。厳しい冬の寒さもピークを迎え、少しずつ春らしくなって行くという意味のようだが、朝、ジョギングに出掛けたときは未だ寒く、首をすくめて走り出した。少し行くと、梅が咲いているのを見付けた。不思議なもので、立春だと言われるより、梅の花を見る方が春を近くに感じる。   
 
 
梅の花言葉は「高潔」、「忠実」、「忍耐」だ。私には全て不足しているものだが、梅の花が出てくる昔話に「ウグイス長者」というのがあったのを思い出す。商人が山の中を歩いていると、梅の花が満開の木の下から4人の美女が出て来て、彼女たちの住まいだという豪邸に案内される。そこには4人の娘たちの母親がいて、女所帯は物騒なので、4人の中から1人を選び、婿になって欲しいと頼まれる。商人は長女の婿となり暮らし始めるが、ある日、4人の娘たちと母親が出掛けるという。その際、母親が、もし退屈したら蔵の中に入って良い、4つの箱があるので、3つ目までは開けて良い、しかし、4つ目の箱だけは開けてはならない、と言い残していく。
 
案の定、退屈した商人は蔵に入り、1つ目の箱を開けると夏の風景が目の前に広がる。2つ目を開けると秋の風景が、3つ目を開けると冬の風景が現れる。そうなると4つ目の箱を開けたくなるのが人情というものだ。商人は4つ目の箱を開ける。と、目の前に春の風景が広がり、満開の梅と木とその間を飛び交うウグイス5羽が目に入る。美しい風景だが、商人に気付いたウグイスは飛び去ってしまい、男の目の前から蔵も豪邸も消え去り、山の中に取り残されたのに気付く。ウグイスは4人の娘と母親だったのだ。
 
梅の花言葉は・・・だから、高潔な人格で、言われたことは忠実に守り、誘惑に駆られても忍耐でやり過ごさねばならないのだ。私も頑張るぞ(笑)