後半5分から12分まで、東海は大東大をゴール前で釘付けにする。敵陣に居座るのは良いことだが、スクラムに固執し、結局トライを取れずに戻されたのは痛かったように思う。大東大は前半から果敢にタックルに行ってはいるが、ボールを殺し切れていなかった。そういう場面を見てきたので、東海としてはBKにボールを回し、ポイントをずらしてみる方法はあったのかなと思う。結局、大東大のFW、BK一体となった攻撃を受け、大きく戻された。

 

その後は一進一退の展開となるが、27分、ペナルティを得た東海が大東大ゴール前に蹴り出し、マイボールラインアウトからモールにして攻撃、4つ目のトライ(ゴール)。28-0。やっと35分になって大東大が反撃のトライ。自陣10m付近のラックから右オープンに回し、最後はFBが抜けてトライを奪う。ゴールも成って28-7。前後半を通じ、東海ペースのゲームではあったが、後半は7-7の同点なので、双方に反省材料を残したゲームだと思う。

 

前に出るときの東海は攻守ともに強く、安定感がある。しかし、後半13分、東海ゴール前から大きく戻されたときは下がりながらのディフェンスとなり、セットプレーからのディフェンスに比べると迫力に欠き、層も薄く見えた。大東大としては、前半、もう少しキックを多用して東海FWを後ろに下げたり、BKディフェンスの出端をくじく等の工夫があっても良かったのかなと思う。

 

2週間連続で関東大学のゲームを観たが、いずれのチームも良く鍛えられ、基本に忠実で、まだまだ強くなる可能性があるように思った。又、ゴールキックの成功率が高く、どのチームも僅差のゲーム展開におけるゴールキック(又はペナルティゴール)の重要性を認識していることが良く分かった。この辺りの意識は関西より数段高いように思う。