慶應義塾対帝京のラグビー戦を観に行った。前半は帝京が21ー10とリード、しかし後半は21ー21のイーブンだから、31ー42で敗れたりとはいえ、慶應義塾は帝京とほぼ互角に渡り合ったように思う。その善戦の理由は「セットプレーの安定」と「精度の高いタックル」だろう。

 

前半6分、帝京ボールのスクラムで帝京がコラプシングの反則を取られた。続く10分にも、帝京はマイボールスクラムでコラプシングの反則を取られる。これには驚いたが、帝京FWからすれば出鼻をくじかれた思いをしたことだろう。その後、ペナルティキックから帝京陣に入った慶應義塾は何度か帝京ゴールを脅かすが、モール、ラック周辺の帝京ディフェンスは厚くて強い。結局、15分にパスを受けたSOがディフェンスをかわしてトライ、慶應義塾が先制した。ゴールも成って7ー0。

 

慶應義塾スクラム

 

しかし、20分にはペナルティキックで慶應義塾ゴール前まで前進した帝京がラインアウトからモール攻撃でトライ、ゴールも成功し、直ぐに7ー7の同点とする。このラインアウトは仕掛けが早く、慶應義塾が虚を突かれたように見えた。隙を見逃すほど帝京は甘くないということか。28分には帝京がカウンターアタックで慶應義塾陣に入り、何度か連続攻撃を仕掛けた後、最後はラックから出たボールをカットインしてきたロックが受け、そのままゴールまで走り込んでトライ、ゴールも成って7ー14と逆転に成功している。慶應義塾のディフェンスが薄くなっており、一度のカットインでノーマークになったのが惜しい。

 

34分にはペナルティを得た帝京がキックで慶應義塾ゴール前まで前進、ラインアウトからモール攻撃でゴールに迫る。帝京のモールには威力があり、このままトライかと思われたが、慶應義塾がモールを崩すことに成功、場内から歓声が湧いた。しかし、その僅か5分後には再び帝京が慶應義塾ゴール前ラインアウトから安定感のあるモールで前進、トライに成功している。ゴールも成って7ー21。その後、帝京のアーリータックルの反則から慶應義塾がペナルティゴールを入れ、10ー21となったところで前半が終了した。

 

(続く)