日曜礼拝にお邪魔している九段教会の皆さんと六義園を訪れた。2度目の訪問だが、ボランティアのガイドさんと一緒に園内を回り、いろんなことを教えて頂いたので、大変勉強になった。

六義園は五代将軍・徳川綱吉の信任が厚かった柳沢吉保が1702年に築園した日本庭園だ。小説やドラマでは悪く描かれることの多い吉保だが、ガイドさん曰く、「教養があり、特に和歌に精通していました。綱吉が亡くなったあとも失脚していませんので、幕府にも認められた人格者だったと思います」とのこと。知らなかった!

その吉保は園内に88の景勝地を造り、そこには和歌にまつわる石柱が置かれたそうだ。今も32の石柱が残っているとか。

しをりのみち

これは西行法師の歌、「吉野山 こぞのしをりの道かへて まだ見ぬかたの はなをたづねむ」から「しをりのみち」が彫られている。意味は、去年の道しるべとは違う道を辿り、新しい花を探してみよう」というもので、諸国を旅された西行さんの好奇心を感じさせる歌だ。

佐渡の赤玉石

少し行くと、今度は真っ赤な石が出てきた。佐渡の赤玉石と呼ばれている石で、神戸の本御影石、鳥取の佐治川石と並び、日本の三大銘石と言われることもあるとのこと。知らなかった!それにしても、こんなに大きくて重い石を佐渡ヶ島からどうやって運んできたんだろう。

くすの木

更に進むと、今度は目の前にスッキリと大きく伸びた木が現れた。ガイドさんが足元におちていた小枝を拾い上げて折り、その香りを嗅がせてくれた。「くすのきは樟脳の香りがします。英語でくすのきのことをカンファと言いますが、これはカンフル剤、カンフル注射のカンフルの語源です。」知らなかった!

(続く)