私が所属する混声合唱団、「うたおうかい」で舞台に上がった。私たちの先生がオーナーを務めておられる音楽教室の発表会に出番を作って頂いたもので、今年は次の曲を歌った。

「夏の思い出」
「Amazing Grace」
「心の瞳」
「大地讃頌」

最初の2曲はバイオリン、フルート、チェロとの共演で、主旋律をこれらの楽器や私たちが順番に担って行くのが大変新鮮だった。後の2曲は私たちだけで歌ったが、最近は暗譜を目標に掲げて練習しており、指揮者の先生を見る時間が長くなった分、合唱に奥行きが出てきたように思う。

発表会

発表会の後、打ち上げのパーティが開かれたが、参加下さった声楽の先生が興味深いことをおっしゃった。

「音楽は、怪我をしないスポーツです」

子供の頃からスポーツで散々怪我をしてきた私にとってはストライクゾーン直撃の言葉で、何と素晴らしい洞察力、と感心した。バイオリンも合唱も、身体を使うことに変わりなく、上達を目指せば体力、気力、技術が求められる。これらを維持するには挑戦意欲が必要で、その点は正にスポーツと同じだ。

うたおうかいの最年長は85歳の女性で二人おられるが、どちらも発表会にはソロでも出演するというお元気振りだし、男声合唱の讃美歌研究会の最年長も85歳で、その方以外にも80代のメンバーが何人かおられる。そういう事実を考えると、音楽は怪我の心配や不安がない、しかし、挑戦意欲は求められるスポーツだと言えると思う。