一緒に食事した大学の後輩たちと「言葉」の話になった。皆それぞれが好きな言葉や仕事や人生に生かしたいと思っている言葉を持っている。そんな話題から、私自身が心動かされてきた言葉を思い出した。
「Cool head but warm heart」
大学時代に知った英経済学者アルフレッド・マーシャルの言葉だ。当時の私は直ぐに興奮して熱くなり、しかし、他者への思いやりには欠ける若者だったから、この言葉に痛く感銘を受けたのだろう。
「年を取ったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年を取るのだ」
バーナード・ショーの言葉だ。自分自身の老いを感じてからの方が強く心を動かされる言葉だ。ここで言う「遊び」には新しいことへの関心や挑戦という意味があるように思う。
「人生とは自分を見付けることではない。人生とは自分を創ることである」
これもバーナード・ショーの言葉だ。一時期、自分探しという言葉が流行ったように思うが、そんな時間があるなら、自分の好きに生きる勇気や気概を持てという意味だろう。
「好奇心は人生のパスポート」
父が自ら色紙に書き、飾っていた言葉だ。当時は良く分からないまま眺めていたが、最近はこの言葉に励まされることが多い。パスポートは旅行者の安全な通行を保証するものだが、確かに好奇心があれば、多少の悪路でも足を踏み入れられるし、袋小路かも知れない路地にも入って行けるだろう。そこで出会う人や景色や感動が新しい人生を開いてくれるかも知れない。好奇心は自分自身を自由にしてくれるパスポートだと思う。父に感謝。
