ラグビー部OB会の東京支部総会に出席した。最高齢が90歳、最年少はこの3月に大学を卒業したばかりの22歳だから、まさに親子三代の年齢層が集う。

OB会

参加者一人ひとりにスピーチの機会があり、私は次のような話をした。

「大学を卒業して丸紅に就職しましたが、当時のO監督から、お前が丸紅に入れたのはO島(丸紅に入社しておられた4年先輩)がいたからや。あいつの信用があってお前は入れたんやから、勘違いしたらあかんぞ、と言われました。確かにその通りで、O島先輩や同志社ラグビー部の信用があって私は恵まれた環境で社会人としてのスタートを切れました。」

私より成績の良かった同級生が振り落とされる中、私だけが入社している。理由は明らかだろう。

「更に私がツイていたのは、最初に担当した取引先の社長が京大ラグビー部のOBだったことで、私がラグビーをしていたと知るや、とにかく可愛がって下さいました。その後も、困ったときや苦しいときに一番親身になって話を聞いてくれたのはラグビー仲間です。ラグビーをしていたお陰で寄せられる信頼があります。その信頼を大事にして下さい。」

多くの先輩やファンクラブの方も居られたから、ついついええ格好してしまったが、本音を言えばこうだろう。

「ラグビー部存続のため、OB会はお金を集め、大学からは支援を引き出し、学生が4年間ラグビーできる環境を整えてきました。言ってみれば、学生はそういう環境や支援をOB会から前借りした訳です。だから卒業後に、その前借り分を返済するのは当たり前のことなんです。それがOB会費です。借りたものはちゃんと返しましょう。」

ついでに言えば、金利が付いて膨らむ前に返しましょう(笑)