Wikipediaによると、大地讃頌は「1962年に大木惇夫の作詞で佐藤眞が作曲した混声合唱とオーケストラのためのカンタータ『土の歌』の終曲で、この曲のみ独立して歌われる機会が多く、現在では中学校の合唱コンクールや卒業式などでも歌われている」とのこと。私も合唱団で歌ったことがあるが、どっしりした大地や、大地から湧き上がってくるエネルギーを感じさせる力強い曲だ。それを先生の旦那さんの熊さんが弦楽四重奏で演奏できるよう編曲下さった。

大地讃頌

私にとっては左手の移動が難しく、弾く度に異なる音が出て不安の日々が続いたが、発表会の前日に先生から「ちゃんと弾けてますよ。不安が音に出るから堂々と弾きましょう」と言われ、間違うなら堂々と間違おうと居直ることで気が楽になった。そして、舞台では昨年の四重奏に続き、先生始めプロの方々に助けて頂いた。その演奏を聴いて下さった方からこんなメールを頂いている。

「大地讃頌をバイオリンで弾くとどんなかなと思っていたのですが、カルテット用の編曲に感心しました。それから、3人のプロを従えて弾くなんて滅多にない事、如何でしたか?さすがにぴったりと音量バランスをとって下さって、カルテットとしてとても見事な演奏でした。」

私は自分のことで精一杯で、演奏中の記憶がほとんどないが、そんな私の演奏に合わせ、プロの皆さんが支えて下さったということだろう。そう言われれば、合唱の練習でも「他のパートの歌声を聴きましょう」と良く注意される。プロとアマの違いは、共演者に配慮できる心の余裕があるかどうかなのだろう。バイオリンではプロになれないが、せめて社会人としてはプロになりたいと思う。