著者のリチャード・テンプラーという人は2003年に出版社を立ち上げ、僅か4年で「イギリスで最も成功した出版社」と呼ばれるまでに育て上げた人のようだ。「できる人の人生のルール」の原題は "The Rules of Life" で、充実した人生を送るためのルールが101条盛り込まれている。

101

例によって気になるページには折り目を付け、読み終えてから数えたら16のルールに共感を持ったり学びたいと思ったりしていた。その中から、特に気に入ったルールを5つ、選んでみた。

ルール5:「大切なことに集中する」
貴重な時間とお金を浪費してはいけない。

ルール7:「新しい選択肢に心を開く」
見て見ぬ振りは止める。新しいことに挑戦する意欲を失わない。

ルール10:「つらい出来事に感謝する」
多分、成長のチャンスなんだと思う。

ルール13:「恐れない、驚かない、迷わない、疑わない」
サムライの言葉とあったが、剣道の四戒と呼ばれる教えのようだ。

最も印象に残ったのは、ルール55「いいところを見つける」だ。バスのストライキ中、パリの地下鉄に幼い子供と乗った母親が、大混雑の車内でイライラした乗客が互いに突き飛ばし合うのを横目に、子供にこう話し掛けたらしい。

「ほら見て。これが大冒険というものよ」

何が起こっているかより、どう見るか、どう臨むかという心の持ち方がその人の人生を作って行くのかも。