勤務先の同僚から、「ボルさんが羽目を外したところを見てみたい」と言われた。どうやら私はいつも自分の感情をコントロールし、決して乱れたり調子に乗り過ぎたりすることのない、立派なオトナに見えるらしい。よしよし・・(笑)

ところで、この「羽目」だが、語源由来辞典によると馬を制するために口に噛ませる「馬銜(はみ)」から転じたものとのこと。この馬銜を外すと自由になった馬は走り回って手が付けられなくなることから、「馬銜(羽目)を外す」が調子に乗り過ぎることを意味するようになったらしい。

そういう由来だから、どちらかと言えば「羽目を外していけませんよ」という若者に対する戒めとして使われることが多いように思うが、私たちの年代になれば、羽目を外すことの心配より、馬銜を外されたあとのことを心配した方が良いのではないかとも思う。

せっかく馬銜が外されたのに、そこに立ち止ったまま動けなかったり、少し駆けただけで息を切らしたりしては馬としてみっともないだろう。「ボルさんが羽目を外したところを見てみたい」と言われたのは、まだ多少は暴れそうだという雰囲気があるということだろうから、期待に応え、心身ともに手入れしておこうと思う。

ぜんまい式の馬
(ゼンマイ式の暴れ馬)