この塗り絵の効果があったのか、長女はきちんと歯を磨くようになったから、私も親としての責任を立派に果たしたということだろう。そう考えると、写真も手紙も思い出の品々も今日に至る通過点の記録で、マラソンに例えれば、ゴールを目指して今も走り続けているランナーの5kmや10kmの通過タイムみたいなものだと思えてきた。
だったら捨てちゃっても良いか・・大事なのは力強く走り続けることだろう・・多少乱暴だが、試しにスクラップブックを一冊バラバラにして引きちぎり、ゴミ袋の中に入れてみた。意外や意外、これが妙に爽快で、結局、20冊ほどあったスクラップブックを3時間掛けて全て引きちぎり、ゴミ袋に入れた。
過去を捨てる、は大袈裟だとしても、過去の記録がどんどん無くなっていくと、面白いもので 「未来しかない!」という気持ちになってくる。これもマラソンに例えると、選手たちが通り過ぎた後の沿道からフェンスやノボリが撤去され、選手としては前を向いて走るしかないという感じだろうか。
その勢いを借りて、今度は子供の頃の写真が貼られたアルバムの整理を始めた。亡き母が作ってくれたアルバムで、破り捨てるには少し抵抗があったが、母が元気なら「後ろなんか見んでええ。前向いて歩き!」と言うだろう。そこで、この一枚だけスマホで撮影し、全ての写真を捨てた。

かように、どんどん順調に進んだ整理だが、どうしても捨てられないものが出てきた。
(続く)
だったら捨てちゃっても良いか・・大事なのは力強く走り続けることだろう・・多少乱暴だが、試しにスクラップブックを一冊バラバラにして引きちぎり、ゴミ袋の中に入れてみた。意外や意外、これが妙に爽快で、結局、20冊ほどあったスクラップブックを3時間掛けて全て引きちぎり、ゴミ袋に入れた。
過去を捨てる、は大袈裟だとしても、過去の記録がどんどん無くなっていくと、面白いもので 「未来しかない!」という気持ちになってくる。これもマラソンに例えると、選手たちが通り過ぎた後の沿道からフェンスやノボリが撤去され、選手としては前を向いて走るしかないという感じだろうか。
その勢いを借りて、今度は子供の頃の写真が貼られたアルバムの整理を始めた。亡き母が作ってくれたアルバムで、破り捨てるには少し抵抗があったが、母が元気なら「後ろなんか見んでええ。前向いて歩き!」と言うだろう。そこで、この一枚だけスマホで撮影し、全ての写真を捨てた。

かように、どんどん順調に進んだ整理だが、どうしても捨てられないものが出てきた。
(続く)