クリスマスが近付くと、イエス・キリスト誕生の場面を物語るお人形が出てくる。2年前に横浜の教会が催しておられたバザーで買わせて頂いた。

クリスマス

これに東方の三博士と呼ばれる三人の博士が登場しているが、イエス・キリストを拝み、持参してきた乳香、没薬、そして黄金を贈ったと言われている。特別な方への贈りものだがら、いずれも当時、大事だと考えられていたものに違いない。

ちなみに、乳香とは焚いて香として使用された樹脂、没薬も樹脂のようだが、こちらは殺菌効果があり、鎮静薬や鎮痛薬として使用されたらしい。黄金、いわゆるゴールドは紀元前2600年頃には古代エジプトで使用されていた記録があるそうだから、イエス・キリスト誕生の頃には通貨として世の中に流通していたのだろう。

では、これらの贈りものは何故大事だったのか。先ず、黄金は生きて行く上で必要となる経済力、次に没薬は健康が大切であることを示す贈りもの、そして、乳香は平和な時間や余裕のある心を象徴していたのではないか。お金があり、健康に恵まれていても、心休まる時間がなければ、幸せに感じることもないだろう。

そう思うと、イエス・キリストが誕生した時代も、私たちが生きている今の時代も、大事なものは変わっていないように思うし、幸せを感じることは決して難しいことではないように思えてくる。