左手担当の音は狂い、右手担当の弓は何度も撥ねた。その上、目の前に楽譜があるというのに、一小節、目が迷子になって音を飛ばしてしまった。

四重奏

それでも最後まで弾けたのは、先生と先生のお兄さんご夫妻が私を気遣いながら一緒に演奏して下さったからだろう。私の隣には第2バイオリンの先生のお兄さんが居られたが、演奏中、四分休符の後に私が弾き始めるタイミングを測って下さっているのが伝わってきて大変有難かった。こういうプロの先生方と一緒に弾けるチャンスを与えて頂き、私は本当にラッキーだったと思う。

もちろん、練習もした。楽譜を頂いてから2ヶ月半、練習しない日はほとんど無かったから、「又、この曲か」と近所の人も呆れておられたことと思う。結局、練習より上手くできた箇所はなく、練習通り弾けたところと、練習通りには上手く弾けなかったところしかないのだから、やはり「練習が大事」ということになる。この実感を忘れず、これからも練習に励もうと思う。

花束

演奏会に妻と子供たちが来てくれた。花束をもらうことなどないから大いに照れたが、カードを見ると「娘(4人)&息子一同」とあった。息子は次女の旦那さんだが、娘は3人しかいない。なるほど、私には花束を、妻にはヨイショをプレゼントした訳ね(笑)