先週、32回目の結婚記念日を迎えた。

ケーキ

元々は赤の他人同士だった二人なのに、32年もの間、結婚生活が続いてきた理由は何か。「僕の忍耐力の賜物とちゃう?」と私は言いたいところだが、妻は「私の包容力よね。胸に手を当てて考えてごらんなさい」と反論するだろう。32年も一緒に暮らすとそれぞれに言い分ができる(笑)

相性の良し悪しは勿論重要だと思うが、最近、お互いに上手く変化し続けることが長続きの理由になるのではと思うようになった。異なる環境で育ってきた二人なんだから、当然、何かが起こる度に習慣や価値観の違いに戸惑う。そういう違いを相手が受け容れられるところまで小さくする努力をしたり、又はその違いをそのまま受け容れる寛大さを身に付けることができれば、相手にとっては好ましい変化に見え、将来への希望を持たせることにもつながるように思う。

もう一つは、同じ変化でも「サプライズ」の要素を持った変化が重要のように思う。例えば、新しい話題がなく、口を開く度に同じことしか言わない人は政治家であろうが、芸人であろうが、上司であろうが、部下であろうが飽きられるものだと思う。それは結婚相手も同じなのだから、努力して相手を飽きさせない変化を心掛けるというのはどうだろう。私たちが子供に飽きないのは日々そういう変化、すなわち成長を見せてくれるからだと思う。

老化という変化は止めようがないが、それを感じさせない変化を続けたいものだ。