今朝のスポーツに関する一番のニュースは、間違いなく「錦織圭選手が全米オープン男子シングルス準決勝でジョゴビッチ選手を破り決勝進出を決める」だろう。日本人としては初の快挙とのこと。頼もしい青年だと思う。

もう一つ、印象に残った記事がある。京都大学野球部の田中英祐投手(4年生)に関するニュースだ。彼は2年前、関西学生野球での京都大学の連敗を60で止め、今年の春には同志社大学に3ー0の完封勝利を収め、今やプロも注目している選手だ。

その田中投手が「プロ入り志望を表明」という記事が出ていたのだが、印象に残ったのは次の部分だ。「8月30日に両親と話し合い、地獄を見てこい、と背中を押された」。ご両親の真意は分からないが、これほど簡潔で力強い激励もないだろう。

地獄を見てこい、とは、地獄だと思うがその目で確かめて来ればいいじゃないか、という意味だろう。この突き放し方が潔く、しかし、今しかできない挑戦をけしかける配慮は親として実に素晴らしいと思う。そういう両親に育てられた田中投手だ。たとえ地獄だったとしても、成長を遂げるに違いない。

田中投手