従兄弟のS介さんに夜は何を食べたいかと尋ねられた妻は、迷うことなく「和食をお願いします!」と答えたらしい。確かに、これまでS介さんに金沢で案内頂いた和食にはハズレがなかった。さて、そのS介さんが今回案内下さったのは「卯辰」というお店だった。

コースターと箸置き
(うさぎがモチーフのコースターと箸置きが可愛かった)

卯(うさぎ)と辰(たつ)とは奇妙な組み合わせだと思ったのだが、これは干支ではなく方角を示すもので、金沢城から見て「卯=3時方向の東」と「たつ=4時方向の東南東」の方向にある山が「卯辰山」と名付けられており、その中で営業しているお店だったのだ。

真蒸
(お椀は新加賀蓮根とうにの真蒸)

お刺身
(カジキマグロ、イカ、平目、甘海老のお刺身)

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(甘鯛とトウモロコシの焼きもの)

と、見た目も実際に頂いても美味しいお料理が続き、そして、金沢の代表的な郷土料理、「鴨治部煮」が出てきた。とろみと深みのあるだし汁、柔らかな鴨肉、そしてアクセントのワサビが効いて一口ごとに「あぁ、幸せ!」と溜め息が出る。

治部煮

(続く)