お盆休みの3日目は靴を磨いた。

靴

洋服には無頓着だが、靴には多少こだわりがあって、この20年は同じお店で買い続けている。お店の人も心得たもので、「この木型はボルさんの足に必ず合うから」と薦めてくれるし、「底を張り替えれば未だ履けるよね」とお気に入りの靴を一緒に大事にしてくれる。お陰さまで、一番古いものは8年前に買ったもので、今も愛用させてもらっている。

さて、改めて言うまでもないが、足に合わない靴は厄介だ。アメリカでは靴擦れに痛む足のことを Barking dog(吠える犬)と言ったらしいが、実に上手い表現だ。そういう誰もが痛みを経験したことのある靴だから、こんな諺で使われていた。

"Only the wearer knows where the shoe pinches."
「靴のどの場所が痛むのかは、履いている者にしか分からない。」

その人の苦労や悩みは、その人にしか分からない、という意味だろうか。逆に言えば、私の苦労や悩みも、私にしか分からない、ということだろうから、お互いに苦労や悩みのある者同士、相手に敬意を払い、相手のことを思い遣ろうということだろう。ついつい余計なことを言いたくなった場合は、相手の靴を見て、このことわざを思い出そうと思う。