コピーライターという職業がある。本書の推薦をされている作家の林真理子さんによれば、「マーケティングという刃を持ち、詩人の魂を持って、コピーライターは言葉をつくり上げる。だからこんなに胸に響く」とのこと。早速、読み始めた。

最初に出てきたのは「年賀はがき」に関するコピーだ。「年賀状は、贈り物だと思う」という2007年のコピーが有名とのことだが、他にもウ~ンと唸ってしまうコピーがあった。

「出す年賀状の数は、私を支える人の数です」
(2008年 年賀はがき販売開始)

「1月1日のあなたの、心の中にいたい」
(2008年 年賀状は25日までに)

岩崎俊一

年賀状を一枚でも多く出しましょう、とか、元旦に届くよう早く投函しましょう、と言われると大きなお世話だと反発したくもなるが、年賀状の数は私を支える人の数だと言われると、あの人にも出しておこうかなという気持ちになる。言葉は柔らかいが、切れ味は鋭い。1月1日のあなたの心の中にいたい、については、既に心を揺さぶる詩になっていると思う。お見事。この先が楽しみだ (^O^)/