60代、70代を対象として書かれた本だから、他人事ではなく耳に痛い話が頻繁に出てくる。

「くれない族」の老化度

自分の精神がどれほど老化しているかを量るには、どれくらいの頻度で「くれない」という言葉を発するかを調べてみるといい。友達が「してくれない」。配偶者が「してくれない」。政府が「してくれない」。ケースワーカーが「してくれない」。他にも娘や息子や嫁や婿や姉や兄が「してくれない」を連発する年寄りはいくらでもいる。だからそういう人のことは「くれない(紅)族」と呼んでいいだろう。
この精神的老化は、実年齢とほとんど関係がない。二十代でも、三十代でも、男でも女でも、この言葉を口にする人は老化がかなり進んでいる。だからこういう人に対しては、相手が青年でも壮年でも「おじいちゃん」とか「おばあちゃん」とか呼んでいいだろう。

●ボル7の決意:
「してくれない」と感じた時は、私なら当然できると思われているのだ。ならば、期待に応えて軽々とやってみせましょう、と思う。どうだ?(笑)

「公害」に気をつけて

服装に関心がないのはこの頃間違いだと思うようになった。若い人はまあいいとしても、お見苦しいお年寄りが、身なりに気を使わないなんて「公害」である。そして都会というところは本当はだらしなくしていたい絶対多数の怠け者にも、否応なしに少しばかりの緊張を強いるところなのである。

●ボル7の決意:
我が家の手厳しい娘たちが一緒に出掛けた際、どれくらい私と距離を開けるかで公害度をチェックする。一緒に出掛けるのを拒否されたときは・・既に公害なのだから拡大しないよう自宅謹慎する(笑)