初めての海外出張は香港・シンガポールで、当時お取引のあったアメリカ企業の方と一緒にこれらの国を回ることになっていた。入社3年目の25才、世間知らずで、商社マンとしての経験も乏しい。しかも、ずっと英語で話さないといけない。考えただけで気が重くなった。
上司が私の暗い表情に気付いたのか、その理由を尋ねて下さった。とても面倒見の良い方だったので、思わず本音を漏らしてしまった。「だって、英語が下手ですもん。一緒に出張して、ちゃんと仕事ができるのかどうか、全く自信がありません。」
その時、上司が話されたことを今も鮮明に覚えている。「英語を話せることが一流の商社マンになれる条件なら、英語の先生を採用すれば良いじゃないか。商社マンにとって一番重要なのは相手から信頼されることだ。」
この言葉に支えられ、私は厚かましくも商社マンを続けさせてもらったが、こんなおしゃべりな私が、英語で話さねばならない状況下ではやはり口数が少なくなるように思う。それでもフラストレーションが溜まらないのは、娘が三人もいる姦しい我が家で、ひたすら聞き役に回らされた経験が生きているからか(笑)
今朝も海岸沿いの道をジョギングしていたら、海に向かって据え付けられた古い大砲を見付けた。攻撃能力はあるが、弾を発射することなく、静かにしている大砲・・・娘たちがいた頃の自分を見るようで、親近感を覚えてしまった((((((ノ゚⊿゚)ノ

上司が私の暗い表情に気付いたのか、その理由を尋ねて下さった。とても面倒見の良い方だったので、思わず本音を漏らしてしまった。「だって、英語が下手ですもん。一緒に出張して、ちゃんと仕事ができるのかどうか、全く自信がありません。」
その時、上司が話されたことを今も鮮明に覚えている。「英語を話せることが一流の商社マンになれる条件なら、英語の先生を採用すれば良いじゃないか。商社マンにとって一番重要なのは相手から信頼されることだ。」
この言葉に支えられ、私は厚かましくも商社マンを続けさせてもらったが、こんなおしゃべりな私が、英語で話さねばならない状況下ではやはり口数が少なくなるように思う。それでもフラストレーションが溜まらないのは、娘が三人もいる姦しい我が家で、ひたすら聞き役に回らされた経験が生きているからか(笑)
今朝も海岸沿いの道をジョギングしていたら、海に向かって据え付けられた古い大砲を見付けた。攻撃能力はあるが、弾を発射することなく、静かにしている大砲・・・娘たちがいた頃の自分を見るようで、親近感を覚えてしまった((((((ノ゚⊿゚)ノ
