三女を成田空港まで見送りに行った。

成田空港

何度かこうして見送りに来ているが、夏休みのホームステイや短期間の研修、1年間の留学など、これまでは期限の定められたものばかりだった。しかし、今回は期限が定められていない。だから大丈夫かな、ひょっとすると悩むかな、と心配していたのだが、全くの杞憂で終わり、三女は笑顔で旅立った。見送るこちら側も笑顔だったから、これで良かったのかなと思う。

結婚して二人から始まった家族が、娘たちの誕生に連れて三人、四人、五人となり、今度は娘たちの成長と独立に伴って四人、三人となり、そして今日、二人に戻った。実に30年振りのことだ。まだ、今にも「ねぇ、ねぇ、聞いてよ」という声と共に三女が現れそうな気がして二人になった気がしないが、いずれ新しい生活が始まったことを実感できるようになるだろう。

子供にまつわることわざに「負わず借らずに子三人」というのがあった。人の世話にならず、借金もなく、子供が三人いるのが理想の家族、という意味らしい。それから、こういうのもあった。「三人子持ちは笑うて暮らす」。子供は三人がちょうど良いという意味だとか。どちらも、そう思える人がいたから語り継がれてきた言葉だろう。私もこれから語り継いでいきたいと思う。

お~い、三人娘、これまでありがとね!