1月26日の桜の木。

1月の桜

3月30日の桜の木。

4月の桜

花を咲かせてもいない桜の木を見る人などほとんどいなかったろうが、桜はくじけることなく水と栄養を蓄え、着々と花を咲かせる準備をしていた訳だ。それを思うと、美しい花にカメラを向けたり、あまりの妖艶さにため息をついたり、その木の下で賑やかに騒いで春の到来を楽しんだりというのは、桜にとっても嬉しいことなのかなと思う。もし、桜に目や耳や心があるなら、人々に大喜びされたことを記憶に留め、来年もきれいに花を咲かせるぞと決意も新たに準備に取り掛かることだろう。

山神監督の話では、新しく選ばれた主将と副将を含む最上級生が大学選手権の準決勝と決勝を国立競技場で観戦したらしい。同志社はこの地で過去4回頂上を極めているんだ、という山神監督の言葉を彼らがどのように受け止めたかは知る由もないが、目指すべき場所をその目で確認できたことは、新たな準備を進める上で意義があったものと思う。

桜

今年も大きな幹から可愛い桜の花が直接顔を出していた。これを見ると、祖父や祖母に抱っこされた孫のようだといつも思う。我々OBは、この太い幹のように、現役たちが美しく咲けるよう支えなければならないのだと思う。はい、私はちゃんとOB会費払ってます(^O^)/