久し振りにラグビー部についての原稿を頼まれた。数試合しか見ていないし、ちょっと厚かましいとは思ったが引き受けた。観戦したゲームはブログにアップしていたし、それをまとめれば良いと簡単に思ってのことだったのだが、自分が書いた文章を自分で読む内に悔しさが募ってきた。ハッキリ分かったことは、大体大に引き分けたこと、流通経済大に負けたことを私は未だに受け容れていないということだった(笑)


【関西リーグ、天理戦、関西学院戦で進化を見せた同志社】

関西リーグの初戦で立命館に敗れた同志社ですが、10月19日の天理戦では着実に強くなった姿を見せてくれました。攻撃面では巧みに敵のタックルポイントをずらし、前進を重ねる同志社の選手が目立ちました。一方の防御面も出足が良くなり、敵の攻撃の選択肢を狭める効果は出ていたように思います。

10月29日の関西学院戦では更に進化した姿を見せ、私たちを興奮させてくれました。最初のトライは前半6分、スクラムから出たボールをNo.8の西林が拾い上げて右サイドを突き、タイミング良く上がってきた14番松井がパスを受けてそのままゴールに走り込んだものですが、スクラム第一列の安定や西林の二枚腰、松井の距離やタイミングを測るセンスと一気にコースを走り抜ける脚力は同志社にとり明るい材料になったと思います。後半の後半は同志社が防戦一方となりましたがが、同志社の集中力は途切れず、低く激しいタックルで関学の攻撃をしのぎ切ります。特に30分から40分にかけて自陣ゴール前で見せたタックルには見応えがありました。今年の同志社は一味違う、誰もがそう思ったのではないでしょうか。


【納得の行かない大体大戦】

後半15分の時点で16点差を付けていた同志社がそのリードを守り切れず、結局、26対26で引き分けました。16点差はゴールポスト真下に二つのトライを奪われても大丈夫という点差ですから、多くの人が快勝を確信したと思いますが、後半を振り返ると大体大の前に出る力が衰えていないことに気付きます。要は、開始早々から同志社は大体大の攻撃をピシッと止めてはおらず、たまたま相手のミスに救われて失点を免れていただけなのに、それを勘違いした同志社が油断してディフェンスに大きな穴を開け、簡単にトライを奪われた・・・そういう同志社の甘さが出たゲームだったと思います。

(続く)