子供の頃から阪神タイガースのファンだ。

同じタイガースファンの友人から、新聞記事のコピーが送られてきた。毎日新聞に掲載された読者からの投稿のようで、「阪神『ここ一番』なぜ弱い」というタイトルの下、タイガースファンの男性が何故か勝負どころで勝てない阪神タイガースの弱さを嘆き、その原因につき納得できる解説を求むという言葉で締めくくっておられる。

これに対し、同じくタイガースファンと思われる男性から投稿があり、「(関西人には)かつては関西が日本の中心だったことへの誇りがあるが、それが明治維新によって関東に取ってかわられたことからコンプレックスが形成され・・」と甲子園球場を熱狂させる歴史的背景に触れながら、結論としては、その異様な雰囲気やプレッシャーから阪神の選手が萎縮するのが原因だと解説されている。

私は関西人の中でもかつては都があった京都の生まれなので、そういう歴史的背景から来る関東への対抗意識については良く分かる。しかし、ことプレッシャーに関しては言えば、巨人にも中日にも熱烈なファンが先導するプレッシャーがあるように思うし、特に得点や逆転のチャンスの場面で打席に立つ四番打者を襲う重圧感や緊張感には大きなものがあるように思う。

では、そういうプレッシャーに弱いのは何が原因か。私は結局「練習不足」なのではないかと思う。ここ一番に力が出せないのではなく、ここ一番に出せる力がまだ出来ていないのかなと思うのだ。例えば、楽天嶋選手の打率は昨季2割5分7厘だが、得点圏打率は何と3割2分5厘だ。DeNAブランコ選手に至っては打率3割3分3厘に対し、得点圏打率は3割8分1厘だ。プレッシャーを強く感じるのはむしろ相手のピッチャーの方だろう。

タイガースファンとしては、「もっと練習しろ!」と選手たちに言うだけで良いのではないかと思う。