ケビン・コスナー主演の「13デイズ」は、1962年10月のキューバ危機を取り上げたものだ。私が7歳のときに実際に起こった事件で、第3次世界大戦に至る危険性もあったのだという。そんなことも知らず、毎日野球に興じていた私は何とお気楽で幸せだったのだろうと思う。

ひょんなことから、アメリカには戦争への準備態勢を5段階に分ける米国防総省の規定があることを知った。デフコン(DEFCON) と呼ばれる規定で、「5」が平時、「4」で情報収集と警戒態勢の強化が指示され、「3」になると米軍の使用する無線が機密コールサインに変更される。1973年の第4次中東戦争時と2001年9月11日の同時多発テロの際にはこの「3」が発令されたと聞くと急に現実味を帯びる。これが「2」になると最高度に準じる防衛準備状態と規定され、まさにキューバ危機の際に発令されている。B52爆撃機が空中に待機していたというのだから、何とも恐ろしい話だ。
では、「1」はどういう状態か。ウィキペディアによると「最高度の準備。これまで用いられたかどうかは不明だが、米軍や米領土に対する外国軍による攻撃があった場合と規定され、核兵器の使用が許可されることもある」とのことだから、平たく言えば米軍による反撃で第3次世界大戦が勃発し、万一、核兵器が使用された場合には世界の終わりが来るということだろうか。
「抑止力」を英語では "deterrence" というらしい。"deter" という他動詞の名詞形のようだが、"deter" は「怖がらせたり、挫けさせたりして人が~するのを阻む、思い留まらせる」という意味だから、相手も持ってしまうと抑止力にはならないということだろう。そう考えると、相手を怖がるより、使ったらどうなるかを怖がることこそ求められているということか。

ひょんなことから、アメリカには戦争への準備態勢を5段階に分ける米国防総省の規定があることを知った。デフコン(DEFCON) と呼ばれる規定で、「5」が平時、「4」で情報収集と警戒態勢の強化が指示され、「3」になると米軍の使用する無線が機密コールサインに変更される。1973年の第4次中東戦争時と2001年9月11日の同時多発テロの際にはこの「3」が発令されたと聞くと急に現実味を帯びる。これが「2」になると最高度に準じる防衛準備状態と規定され、まさにキューバ危機の際に発令されている。B52爆撃機が空中に待機していたというのだから、何とも恐ろしい話だ。
では、「1」はどういう状態か。ウィキペディアによると「最高度の準備。これまで用いられたかどうかは不明だが、米軍や米領土に対する外国軍による攻撃があった場合と規定され、核兵器の使用が許可されることもある」とのことだから、平たく言えば米軍による反撃で第3次世界大戦が勃発し、万一、核兵器が使用された場合には世界の終わりが来るということだろうか。
「抑止力」を英語では "deterrence" というらしい。"deter" という他動詞の名詞形のようだが、"deter" は「怖がらせたり、挫けさせたりして人が~するのを阻む、思い留まらせる」という意味だから、相手も持ってしまうと抑止力にはならないということだろう。そう考えると、相手を怖がるより、使ったらどうなるかを怖がることこそ求められているということか。