今年初の映画鑑賞は「ゼロ・グラビティ」になった。

主演のサンドラ・ブロックは「スピード」、「しあわせの隠れ場所」、「デンジャラス・ビューティ」などの作品で、強固な意志を持ち、それを堂々と押し出しすことで危機を克服したり、状況を改善するという積極的で前向きな役回りが多かったように思う。
ところが、この映画のサンドラ・ブロックは肉体こそ鍛え上げているものの、感情は一切表に出さず、回りのクルーにも心を閉ざしたまま淡々と任務をこなす科学者として登場する。その理由は後ほど明らかにされるが、その彼女を予想もしなかった事故が襲う。
その後は、酸素も重力も音もない大宇宙の中で彼女の苛酷なサバイバルが始まるのだが、共に生き残ったジョージ・クルーニーに彼女が次第に心を開き始める場面が印象的だった。又、偶然無線を通して地上から聞こえてきた犬の吠える声や赤ちゃんの泣き声に、彼女が感無量になる場面も実に印象的だった。
映画のテーマは「宇宙では悲しいほど無力な人間」だったのかも知れないが、私は「どう生きるか?」を観客に考えさせる映画でもあったのかなと思う。回りに心を閉ざし、淡々と生きることも可能だが、一方では、回りに心を開き、共に生きるものの声に耳を傾けて生きることも可能。そういう選択肢があることを教えてくれる親や先達の存在をジョージ・クルーニーが演じていたのかなと思う。

主演のサンドラ・ブロックは「スピード」、「しあわせの隠れ場所」、「デンジャラス・ビューティ」などの作品で、強固な意志を持ち、それを堂々と押し出しすことで危機を克服したり、状況を改善するという積極的で前向きな役回りが多かったように思う。
ところが、この映画のサンドラ・ブロックは肉体こそ鍛え上げているものの、感情は一切表に出さず、回りのクルーにも心を閉ざしたまま淡々と任務をこなす科学者として登場する。その理由は後ほど明らかにされるが、その彼女を予想もしなかった事故が襲う。
その後は、酸素も重力も音もない大宇宙の中で彼女の苛酷なサバイバルが始まるのだが、共に生き残ったジョージ・クルーニーに彼女が次第に心を開き始める場面が印象的だった。又、偶然無線を通して地上から聞こえてきた犬の吠える声や赤ちゃんの泣き声に、彼女が感無量になる場面も実に印象的だった。
映画のテーマは「宇宙では悲しいほど無力な人間」だったのかも知れないが、私は「どう生きるか?」を観客に考えさせる映画でもあったのかなと思う。回りに心を閉ざし、淡々と生きることも可能だが、一方では、回りに心を開き、共に生きるものの声に耳を傾けて生きることも可能。そういう選択肢があることを教えてくれる親や先達の存在をジョージ・クルーニーが演じていたのかなと思う。