「コーロ・カステロ」のコンサートを聴いたのは今回が3回目だが、毎回、新しい曲を披露されるところが凄いと思う。しかも、1番は必ずその歌が生まれた国の原語で歌われる。歌に心があるなら、さぞかし大喜びしていることだろう。


一昨年は、"Tramp, Tramp, Tramp" という曲を披露された。Tramp というのは行進する兵士の足音のことで、元々はアメリカの南北戦争中に北軍を鼓舞するために作られた歌だ。その歌が、北軍に多かったアイルランド兵士によってアイルランドに伝えられ、「神よ、アイルランドを守り給え」という反英抗争を鼓舞する歌となる。


面白いことに、この歌は北軍に従軍したクラーク博士により日本にも伝えられる。クラーク博士と交流のあった新島 襄先生によって同志社に伝わったこの歌は「若草萌えて」という体育会運動部の応援歌となり、一方、有島武郎から北大に伝わったこの歌は北大の校歌となる。そういう数奇な運命を背負った歌であることをコーロ・カステロから教えてもらった。


ボルネオ7番のブログ-同志社応援旗
(こちらは同志社応援団の応援旗)


昨年は、「ハワイの結婚の歌」を披露された。ウクレレとエレキギターが登場、そこにバリトンの男性とテノールの女装した男性が腕を組んで現れ、新郎新婦になりきって歌い始められた。思わぬ展開に会場がドッと沸いたが、聴く内に南国ののどかなメロディーと美しいハーモニーに魅了され、いつの間にか皆さん、静かに聴き惚れていたように思う。実に後味の良いサプライズだったのだ。


さて、今年は何が飛び出すのだろうと思っていたら、何と、モンゴルの歌を披露された。「愛する我が故郷」という歌で、モンゴル人が愛唱する愛国歌とのことだが、コーロ・カステロの練習を見学にきたモンゴル人の留学生から直接教わり、何と、モンゴル語で1番を歌っておられる。素晴らしい!


しかし、もっと大きなサプライズが準備されていた。

「世界のオザワ」・・・小澤征爾さんの登場だヽ(゚◇゚ )ノ