同志社大学体育会のOB組織、関東スポーツユニオンの総会が昨日開催され、それに合わせて企画された片岡篤史さんと宮本慎也さんのトークショーが実現した。


片岡さんは日本ファイターズ、阪神タイガースで活躍した元プロ野球選手、宮本さんはヤクルトで活躍したプロ野球選手で、つい先日引退したばかりだ。二人ともPL学園から同志社大学に進学し、体育会硬式野球部に所属していたので、体育会の世界では私の後輩に当たる。何とも立派な後輩で、とても呼び捨てにはできないが(笑)


ボルネオ7番のブログ-kataoka X miyamoto
(左から、片岡さん、宮本さん、司会の四家さん)


片岡さんの軽妙な語り口に対し、宮本さんは淡々と語る。そのコントラストが面白かったが、二人とも相手のことや聞き手である体育会OBのことを気遣っているのが伝わってくる。又、質問にも的確に答え、回りを見ると笑いを誘われたり、深く頷いたりしているOBが多かったのだが、普段から考えていなければ答えられない質問がいくつもあった。こういう光景を目の当たりにすると、やはり体育会は文武両道を目指さねばならないとつくづく思う。


かくいう私も思わず吹き出したり、深く頷いたりさせてもらった一人だが、一番印象に残ったのはPL学園時代の練習だ。宮本さんの1年上が片岡さん、その2年上には「KKコンビ」と呼ばれた清原和博と桑田真澄がいるのだから、当時のPL学園がどんな練習をしていたのか、大いに気になるところだ。


しかし、お二人は、「練習内容はごく普通のメニューだった」と強調されるではないか。ただ、緊張感が半端ではなかったともおっしゃる。例えば、内野ゴロを拾い上げた宮本さんがファーストの片岡さんに送球する。それをキャッチする片岡さんの腕が、ボールが来る方向以外に(例えば上とか右とか左とかに)伸びていただけで大問題になるのだという。要するに、身体の正面でキャッチできる送球にしろということなのだ。これは簡単そうで実に難しいことだと思うし、そういうプレッシャーの中で基本も極めるには集中力と反復練習が必要だったに違いない。


贔屓目ではなく、片岡さんも宮本さんも「元プロ野球選手」という枠組みの中には収まらない人だろう。今後の活躍に期待したい。