「53会」は同志社大学を昭和53年に卒業した同級生が集う会だ。
共通点はそれだけで、出身高校も仕事もバラバラ、性格も歩んできた人生も人それぞれだが、職場や家庭では味わえない安心感と開放感がある。恐らく、最も多感な時期を同じ時代に同じ場所で過ごしたことがそういう雰囲気を醸し出すのだろう。
さて、約1年振りの53会は、同級生の一人であるN藤さんのオフィスを借りての鍋会となった。参加者が10名であることのみN藤さんに伝えておいたのだが、顔を合わせるなり、「今夜はさ、すき焼きとトマト鍋にしよう」と聞かされた。これは楽しみだ('-^*)/
すき焼きができ上がるまでの同級生同士の会話は実に興味深かった。参加者に校長先生を務める同級生がいたのだが、子供に対して過干渉の親御さんや無関心の親御さんが増えているんだそうだ。どちらも子供にとっては不幸な状況だが、そもそも、「親が幸せそうに生きていないことが子供にとっては最も良くないことだと思う」という同級生の言葉が強く印象に残った。全くその通りだ。
さて、このトマト鍋は仁藤さんが開発したオリジナルで、①フライパンでオリーブ油を熱する、②豚ばら肉を炒める、③長ネギなど野菜を入れて更に炒める、④ホールトマト、味噌、生姜、にんにく、ゴマをミキサーでペースト状にしたものを中央に入れる、⑤鍋の回りをトマトで固める、⑥そこに白ワインと再度オリーブを注ぎ込み、しばらく火にかける、⑦最後にミニトマトを入れ、更に火にかけて完成。
トマトの酸味と豚肉の甘みが不思議に調和して実に旨い。口の中では熱々のミニトマトが弾け、火傷に注意が必要だが、それぞれの食材が個性を残したまま鍋全体を盛り上げている。53会もそういう会であり続けて欲しいと思う(^O^)/




