取引先を訪ねたあと、少し時間ができたので好天を良いことに散歩を始めた。途中から記憶のある道になり、そのまま歩き続けたら竹橋に出た。


ボルネオ7番のブログ-marubeni


竹橋には丸紅の東京本社がある。35年前、私が社会人としての生活をスタートさせた場所で、月曜日から金曜日は英語の書類に囲まれて悪戦苦闘し、土曜日と日曜日はラグビー部の練習に参加し、「お前らラグビーやるから採用したんや。それ忘れんなよ!」と監督に脅される生活が始まった。


今から振り返ると、その後の人生に大きく影響する出会いが二つあった。

一つは私に仕事と英語を教えて下さった先輩との出会いで、今も親しくお付合い頂いている。もう一つは妻との出会いで、今もビクビクしながらお付合い頂いている(笑)


久し振りに丸紅のビルを眺めながら、自分は本当に幸せだと思ったのは、もう一度、35年前に戻りたいと思わなかったからだ。この間に失ったものは髪の毛や若さを始めいくつかあるのだろうが、それよりも得たものの大きさに感謝の気持ちが湧いてくる。


ただ、平均寿命の79歳まで生きるとしても、あと21年ある。この21年を充実した日々にしたいと心から思う。