坂田さんは、この本で素敵な言葉をいくつも紹介されている。

その中から、二つだけ抜き出してみた。


An eye never sees anything.

An ear never hears anything.

Only heart can do it.

ものを見て、ものを聞くのは、目や耳ではなく心である。


これは1960年、日本のサッカーを指導に来られたデットマール・クラマーさん(西独、当時)が自分の部屋に飾っておられた言葉とのこと。これを見て、当時の日本サッカー協会の野津会長は、この人物なら指導を任せて大丈夫と思われたそうだが、スポーツに限らず、人と人をつなぐのは心なのかなと思う。多分、坂田さんもそう確信しておられるから、「心で見る」というタイトルにされたのではないかと思う。


もう一つの言葉。


Rugby opens many doors.

ラグビーはたくさんの扉を開いてくれる。


坂田さんがオーストラリアのご友人から教えてもらった言葉とのことだが、坂田さんはその後も世界のあちこちでこの言葉の重みを感じられたのだという。私は坂田さんほど名選手ではないし、その活動の範囲も小さなものだが、この言葉を見たときは、「はい、その通りです。私の幸せな人生はラグビーのお陰です」という気持ちになった。


ラグビーはいろんなことを教えてくれた。そして、ラグビーをしていた方々は、私を疑うことなく、私にチャンスというドアを開いて下さった。


ラグビーの神さま、ありがとうございます!

あっ、その前に、素敵な言葉を教えて下さった坂田さん、ありがとうございます!