仙丈ケ岳で雷鳥に遭遇した。


根性の据わっている雷鳥なのか、松の一種で山に這うように生えている「ハイマツ」の茂みから山道に出てきて堂々と歩いている。地元の人たちには珍しくない光景なのだろうが、私にとっては初めて見る雷鳥だ。


ボルネオ7番のブログ-雷鳥


雷(カミナリ)の鳥と書くし、俊敏で獰猛な鳥なのかなと想像していたのだが、見た目は少し小太りのフロントローという感じで、ちょっと想像とは違う風貌をしていた。実際、鳥を集めてラグビーチームを作るとしたら、花形のポジションは鷹や鷲が激しく競い合いそうだし、カラスのNo.8はちょっと不気味で敵にプレッシャーを与えることになるだろう。運動量の多いスクラムハーフはスズメが適任っぽいし、ウィングにはツバメが似合いそうだ。そうすると、ガッチリした身体で堂々としている雷鳥にはやっぱりフロントローが向いているのかも知れない(笑)


しかし、この大人しそうな鳥を何故「雷鳥」と呼ぶのか、それが不思議でいろいろ調べてみたら、「イヌワシなど猛禽類の天敵を避けるため、雷の鳴るような空模様で活発に活動するところから雷鳥と呼ばれるようになった」という説が出てきた。なるほど、雷は雷鳥にとって安全を告げるサイレンだったのだ。なかなかアタマの良い鳥だ。又、雷鳥は飛ぶのが苦手で、地上を徘徊することが多いとも書かれていた。う~ん、ますますフロントローっぽいなぁ(笑)


因みに、この写真を送ってきてくれたのは大学ラグビー部の同級生、M柴だが、彼のポジションもフロントローだった。思い起こせば、彼にも現役時代はイヌワシのような天敵OBがいたし、飛ぶように走るのは苦手だったが、ラックやモールという地上のプレーでは大いに徘徊し、活躍していた。フロントローという痛くて辛いポジションを引き受ける選手がいなくなるとラグビーは成り立たない。雷鳥もフロントローも、絶滅危惧種にならないことを切に祈る(^-^)/