「経済の自虐主義を排す」

著者は三橋貴明氏。


ボルネオ7番のブログ-三橋貴明氏



三橋さんの著書は何冊か読んだことがあるが、歯切れの良い物言いで、非常に説得力がある。この本でも、先ず「デフレ」とは何なのかを解説され、構造改革や規制緩和が効果を上げるどころか、デフレを更に悪化させることを説明しておられる。


「供給能力が需要を大きく上回り、物価が継続的に下がっていくような国で、企業が設備投資を拡大し、人材を雇用するはずがない」・・・その通りだ。そして、「デフレギャップ拡大により失業者が増えると彼らは消費を減らす。結果的に、ますますデフレギャップが拡大する悪循環に突入してしまう」・・・まさにそういう局面を見てきたように思う。


三橋さんがおっしゃる通り、民営化や規制緩和は供給能力を引き上げるための政策で、仮にある企業が業績を伸ばしても、需要が増えなければ結局はデフレが深刻化するだけだ。ここまでは三橋さんのおっしゃることに100%同意する。


しかし・・・だ。


(続く)