ほぼ毎朝、東大駒場キャンパスの中を走ったり歩いたりさせてもらっている。感心するのは、朝の6時半頃からラグビー部の学生たちが集まりだし、練習を開始することだ。日本一勉強のできる学生たちが早朝からラグビーに励む。既に学力で勝利した学生たちがラグビーでも勝利を目指す。そういう彼らを見ていると頭の下がる思いがするし、東大ラグビー部に負けた大学のラグビー部は、勉強でもラグビーでも東大に負けたんだから潔く廃部にしろと言いたくなる(笑)


ボルネオ7番のブログ-ゴールポスト
(東大ラグビーグランド)


話を推薦入試に戻す。

こうして毎朝ラグビー部の学生たちを見ている私からすると、「目的意識や学習意欲が希薄な学生が多い」とはとても信じられない。一歩譲って、仮にそういう学生がいたとしても、東大の入学試験をパスした学生の潜在能力には素晴らしいものがあるように思うのだ。


だとすれば、それを引き出すことに東大は失敗しているのではないか。最初からタフな人間などいないし、人は人との出会いにより変化するものだと私は思う。だから、この際、東大の学生には日本全国どの大学でも授業を受けられるという特権を与えてはどうか。更には、日本全国どの企業でも一定期間インターンができるという特権も与えてはどうか。


教育を意味する「エデュケーション」の語源はラテン語のエデュカーテで、元々は「引き出す」という意味だったと聞いた。日本で一番難しい入学試験をパスした学生たちだ。引き出されるものを多く持っている可能性を秘めていると思うが、どうだろう?