アーサー・ショーペンハウアーというドイツの哲学者が言い残した言葉。
「我々は他の人たちと同じようになろうとして、自分自身の四分の三を喪失してしまう」
私にも心当たりがある。「他の人たち」とは、マジョリティの人たちのこともあれば、ついつい羨望の眼差しで見てしまう、自分にないものを持った人たちのこともあった。そう思い当たる私のことを見越していたのか、ショーペンハウアーは更に言い残している。
「我々は自分に備わっているものをほとんど思うこともなく、いつも欠けているものについて考える」
全くその通りだ。人のことを羨ましいと思うことがある。そういうときは自分にないものを持っている人のことを見ているものだ。そういう私こそ、その人が持っていないものを持っているかも知れないのに、なかなかそこまで考えが及ばない。
その点、春に咲く色とりどりの花はいずれも個性的で堂々としている。たとえ多くの人が満開の桜を眺めていようとも、「それがどうかしましたか。私は私です。ほら、さっきも写真を撮ってくれたヒゲのオジサンがいましたよ。何回も失敗していましたが・・・」と言っているかのようだ(笑)
最後に、花ではないが、見ているだけで爽やかな気持ちになる新緑。









