DVD3枚で3000円・・・というセールで買い求めたものだ。


ボルネオ7番のブログ-グロリア


1980年の作品で、ジーナ・ローランズという女優が主役。その旦那さんのジョン・カサベテスが監督を務めている。大作ではないが、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、主演のジーナ・ローランズはアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされている。


ストーリーは単純で、マフィアの会計担当者の裏切りが発覚し、一家もろとも見せしめに殺されてしまうのだが、その直前に一家を訪問したグロリアがフィルという少年を預かることになってしまう。グロリアも同じマフィアの一員なので、フィルを預かったことから二人の逃亡劇が始まる。


フィルを預かって欲しいと母親から頼まれたときのグロリアの台詞、「私は子供が嫌いなの。特にアンタの子はね」。ところが、次第に情が移ってきたのか、フィルを守るため遂にマフィアに銃を向ける。その変化と、変化した後の堂々とした立ち居振る舞いに圧倒される。まさに、「母は強し」だ。


最初は憎まれ口を叩いたり、グロリアに逆らったりしていたフィルも、いつの間にかグロリアに従い、その言い付け通りに行動して危機から脱する。その変化の仕方が自分と重なり気の毒で・・・じゃなかった、可愛くて、微笑ましい気持ちになった。フィル、女性に逆らってはいけません(笑)