私が干支になって登場する賀状が続いていたが、今回は蛇になり切れなかった。「足も手も出ない」という閉塞感を避けたかったのだろうが、娘たちが帰ってくる正月は足と手どころか口も出せないことが分かった(笑)


ボルネオ7番のブログ-2013年の賀状


「蛇の足より人の足見よ」は、自分の足許をしっかり見ることが大切だという戒めだ。実際、年を重ねるとともに私のことを叱ったり注意したりしてくれる人が減ってきたから、その不足は私自身が補わないといけないということだろう。


古代ローマの詩人で、ローマ皇帝ネロの家庭教師も務めたというルキウス・アンナエウス・セネカは、最後は政争に巻き込まれ、自ら命を絶つという悲劇に見舞われたようだが、そういう人生を送った人だけに実に説得力のある言葉を残している。


 君が長生きするかどうかは運命にかかっている。

 だが、充実して生きるかどうかは君の魂にかかっている。


これまで多くの人を見てきて分かったことは、実はみんな、自分が選んだ人生を送っているということだ。幸運に感謝する人も、不運を嘆く人も、その前に各々自分の決断や選択があったように思う。そういう意味では、セネカが言い残したように、寿命以外のことは各々の魂次第ということになるのだと思う。


足許を見たあとは、自分が進む方向を見ようと思う。