良く眠り、私の海馬が少し大きくなったに違いない。
まず読まないだろうと思っていた、難しそうな本を読む気になったのだから。
レイ・カーツワイルさんは・・・多分、天才だろう。12歳のとき、自前でコンピュータを作り、音楽を自動的に作曲できるプログラムを開発している。その後、マサチューセッツ工科大学で本格的にコンピュータを学んだカーツワイルさんは1975年、文書を読み取るフラットヘッド・スキャナーを世界で初めて開発し、1984年にはスティービー・ワンダー氏の依頼で目の見えない人でも弾ける特殊なシンセサイザーを開発している。
そのカーツワイルさんが現在最も注目しているのが「ナノボット」という技術らしい。遺伝学、ナノテクノロジー、ロボット工学の相互作用で生み出される極小のロボットで、血液内に送り込まれるとプログラムによって病巣を探し当て、血液の中で薬を放出するように設計されているという。
この技術がガン細胞の治療に用いられるとどうなるか。「ステルス・ナノ粒子」と呼ばれるガン細胞だけを標的にする粒子に薬剤を詰め込んで血液中に送り込む。実際にガンを患ったマウス7匹で実験をすると、なんと、5匹の腫瘍が完全に除去されたらしい。今後は人体実験も計画されているとか。
これからも技術革新による医学の進歩があるのだろうが、自然の摂理や生命の尊厳との折り合いが益々難しくなりそうだ・・・私がこんなことを考えるなんて・・・やっぱり眠り過ぎで海馬が突然大きくなったのかしらん(笑)
