この本は読むほどに元気になる。
「やっとの思いで就職したらブラック会社だった」という24才の青年。毎日辞めたいと思うが、就職した会社を1年で辞めるのは申し訳ないと思ったり、次の就職先を探すのにも響くと心配している。
これに対する西原さんの回答は「辞めた方が良いよ」と明確なのだが、「立つ鳥跡を濁す、で良いんだから」と青年を励ます際に持ち出した例え話が面白い。以下にご紹介する。
よく相手を傷つけないように離婚しようとするバカな男がいるけど、絶対嫌われるんだから。クソのように言われてナンボ。伊集院静さんが言ってましたね、「このろくでなし!」と思われて別れるのがコツだって。まあ、あの人は確かにろくでなしそのものなんですけど。
これ、伊集院静さんが読んでも大丈夫なのかしらん。きっと仲良しなんだろうけど、西原さんと下手に親しいとどんな使い方をされるか分からないから、みんな戦々恐々としているかも(笑)
もう一つ、西原さんは次の就職先なんて、アルバイトから始めればいいじゃない、と諭す。そして、安定志向で正社員になりたい気持は分かるけど、と断った上で、こう言い放つ。
今の時代、どこに安定した会社がありますか?それはマボロシです。
全くその通りだ。ここまでハッキリ言われると反論しようという気持にならない。男なら、同じことを言うにしても条件を付けたり、例外を設けたりしたがるところだろうが、西原さんはその点シンプルで潔い。だからズシンとくる。
次に、「ここまで言ってええのん?」という西原さんの回答を見つけた。相談者は「妻子ある人との関係をやめるべきか続けるべきか」という30才の女性だ。
(続く)