文字通り、「赤ちゃん」が主役の映画。
副題は、「いのちのちから」だ。
赤ちゃんが主役とは言っても物語ではなく、2009年4月に生れた4人の赤ちゃんを一年間に亘り撮影したというドキュメンタリー映画だ。
アメリカ、ナミビア、モンゴル、そして日本で生れた赤ちゃんはそれぞれ生れた環境が違うし、肌の色や親の育て方も違う。それでも、4人が同じように目を開け、泣き、手足を動かし、やがて立てるようになる。
そういう子供の力強い生命力を、賞賛、愛情、そして驚きをもって撮り続けた作品なんだと思う。赤ちゃんを見ると、誰でも自然に微笑むようになると言われるが、私は最初から最後まで笑顔でいられたし、見終わった後は心がポカポカしていた。
もう一つ、彼らが持っていて、私が失ってしまっているものが分かった。
「好奇心」だ。
それが分かっただけでも観る価値はあったと思う。