毎年3月、目黒区立第一中学校で小さなコンサートが開かれる。


「ふれあいコンサート」と題され、目黒一中から吹奏楽部、近隣の小学校や高校からさまざまな音楽クラブが参加し、演奏を行う。準備に当たるPTAの皆さんは大変だろうが、演奏に大きな拍手が湧くと、副題となっている「音楽でつなぐ地域の絆」を実感することができる。そのせいか、今年17回目を迎えている。


ボルネオ7番のブログ-ふれあいコンサート
(ふれあいコンサートのプログラム。手作りの味)


このふれあいコンサートに、2008年から「うたおう会」も参加させてもらっている。「うたおう会」は私が所属する地元の素人合唱団で、参加団体の中ではダントツの年長者グループとなるが、毎年感心するのは、私たちが歌い始めると、会場にいる小学生たちが真っ直ぐ私たちを見て耳を傾けてくれることだ。


敬老精神もあるのだろうが、それだけではなく、やはり音楽の力なのかなと私は思う。音楽好きの彼らからすれば、おじいちゃん、おばあちゃん世代の私たちがどんな合唱をするのか興味津々で、ひょっとすると、こんな会話をしているのかも知れない。


小学生A 「今、ちょっと音を外したよね」

小学生B 「うん、さっきはリタルダンドがバラバラだった」

小学生C 「あのヒゲの人、2番なのに1番の歌詞を歌ってた」


しかし、案ずることなかれ、だ。

かのマリア・カラスもこう言っている、

「歌に関して言えば、私たちはみんな死ぬまで学生なのよ」。


よし、堂々と留年しよう。ただ、退学させられる恐れがあるか(笑)