塩野七生さんの「十字軍物語 1」


ボルネオ7番のブログ-十字軍物語1


以前、塩野七生さんの「ローマ人の物語」を読んだことがある。登場人物の姿や立ち居振る舞いを想像したり、彼らが見た景色や戦場に思いを馳せたり、ワクワクしたのを覚えている。特に、カエサルが登場し、ガリアで戦ったり、その後、ルビコン川を渡ってローマに向かうくだりでは大いに興奮させられ、本を閉じることができなくて寝不足にもなった。


この「十字軍物語」(全3巻)でも寝不足になるかどうか・・・だが、その前に、こういう本を読むとき、私には大きな弱点が二つあることを認めねばならない。


弱点① 登場人物の名前(横文字)が覚えられない(笑)

弱点② 登場する地名(横文字)も覚えられない(笑ってられない!)


結果としてどうなるかだが、3ページ読み進んだかと思うと、「あれっ、この人、誰やったっけ?」と前に戻る。又、●●まで進軍した、と出てくると、「どこや、どこや?」と前に出てきた地図に戻る(笑) そんなこんなで、読むペースが一定になるまで、いつも時間が掛かるのだが、やっと、面白くなってきた。


帯にある「神がそれを望んでおられる!」は、多分、十字軍が背負うことになった期待や義務、その後の困難や悲劇を象徴する言葉なのだろう。多神教の我々には想像し辛い、一神教の絶対的な重さを感じさせる言葉でもある。