プロ野球界では、先発投手が6、7回を3点以内に抑えれば「仕事をした」と言われるものらしい。しかし、なるほど、落合元監督はそう考えるのか、と大きく頷くことになった一節。


ボルネオ7番のブログ-落合元監督


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スポーツ紙を読むと、3失点で完投しながら打線が2点しか奪えなかった、つまり「2対3」で負けた試合で、その投手がこうコメントしているのを目にするはずだ。

「負けたのは悔しいですが、自分の仕事はできたと思っています。次も頑張ります」

私はその記事にポツリとつぶやく。

「先発投手が黒星を喫したら、仕事をしたことにはならないだろうに」

そもそも、チームスポーツで「仕事をした」と答えるのは、チームが勝ったときだけである。


そうか、落合さんは打線が2点しか取れないのなら、なぜ失点を0点か、せめて1点に抑えないのかと投手に言いたい訳だ。これを読んで、「そら、落合さん、嫌われますよ」と言いたくなった(笑)


ラグビーの試合でも、「負けはしたが負けた気がしないゲーム」というのがあった。これはFWに多い感覚だと思うが、セットプレー、特にスクラムで圧勝し、FW戦を優位に戦っていると負けた気がしない。そういうとき、FWとしては、「お前らは良く頑張った。ご苦労さん」と監督やコーチから言われたいものだと思う。


ところが、ノーサイドの笛がなってロッカールームに引き揚げたところ、監督から、「お前ら、味方が点を取れへんのに、なんで敵にボールを出させたんや。スクラムを押せたのなら敵ボールを全部取ってマイボールにせんかい。ラック、モールも全部ターンオーバーせなアカンやろ」と叱られるようなものだ。これではアタマに来るだろう(笑)


落合さんというのは、なかなかユニークな考え方をされるようだ。

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