経済のブロック化が始まったのは、1929年の世界恐慌後のことらしい。


1932年にオタワ会議というのが開催され、当時の世界基軸通貨であった英ポンドを守るべく、「大英帝国特恵関税」なるものが創設された。英国を中心とする経済ブロック内の関税は実質ゼロ、ブロック外の国に対しては高い関税を課すという保護貿易色の強いものだったらしい。


ボルネオ7番のブログ-菅下清広


当時はこの英国ポンドの経済ブロックが世界貿易の25%を占めていたとのことだが、これに対抗する経済ブロックはフランスのフラン、米国の米ドル、そして日本の円だったらしい。


イタリアとドイツは第一次世界大戦で植民地を失い、既に不況と失業が広がっていたとのこと。又、日本もなかなか不況から抜け出せず、やがて「大東亜共栄圏」、そして「日独伊三国同盟」へと走る。


そういう歴史を振り返ると、アメリカがTPPを強力に推し進め、一方ではロシアが天然ガスを武器にユーラシア同盟を提唱するのも頷ける。孤立すれば、その国の経済は必ず衰退するということだろう。


経済成長のピークは過ぎたとはいえ、日本は大きな市場だ。又、世界に供給できる商品や技術が日本にはたくさんある。さて、日本はどの道を進めば良いのだろう。その前に、私こそどの道を進めば良いのだろう。悩ましい日々は続く。