日本国家の借金が1000兆円を超えたらしい。
2012年の税収は42兆円とのことなので、25年分の借金があることになる。サラリーマンに例えると、年収420万円の人が1億円の借金を背負い、未だ毎年借金が増えている状態。
そんな日本の円なのに何故みんな買い進めるのか?
どうやら、こういうことで「安全」なのだという。
1.日本円で発行された日本の国債。
すなわち、いざとなれば日本円を増刷できるからデフォルトしない。
2.大半は日本の金融機関、すなわち国民のお金で買われている。
だから、財産税を掛ければ国の借金は棒引きできる。
ちょっと乱暴な説明だが、各国の独自通貨ではなくユーロという共通の通貨を使用し、外国から借金しているギリシャやイタリアとは状況が異なるということだろう。
そういう意味からすると、アメリカの国債は米ドルで発行されており、米ドルはその気になれば増刷可能、しかも世界の基軸通貨だ。日本の国債同様、安全というより、「何とかなる」と見られているのだろう。
35年前、丸紅で働き始めた頃は、「世界を駆ける商社マン」と偉くカッコイイ言い方をされていたが、今、世界を駆けているのは間違いなく「お金」だろう。時には「お金」になったつもりで世界を見なければいけないのかなと思う。
