先週の金曜日に仲間内の新年会があった。

場所は渋谷道玄坂にある焼肉家さん。経営者はワールドでラグビーをしていた元ラガーマン。多分、その縁なのだろう、奥のテーブルに如何にもラグビーをしていたと思われる体格の良い男性たちのグループがいた。


少し集合時間に遅れてきたのか、息せき切って店に入ってきた青年が挨拶をしている先を見ると・・・あっ、山口良治先生や!どうやら、山口先生を囲む、伏見工業高校ラグビー部のOB会のようだった。


山口先生は京都の伏見工業高校でラグビー部を指導され、テレビドラマ「スクールウォーズ」のモデルになった方だ。山口先生が伏見工業高校に来られた頃、私は既に大学に入っていたし、私自身は「スクールウォーズ」を観たこともない。しかし、実は山口先生と一度だけ対戦している。


あれは私が同志社中学3年生のとき。

当時から、同志社ラグビー祭が5月5日に行われ、中学から大学、OBまでがゲームを楽しんでていたのだが、その日、同志社中学ラグビー部は同志社大学長老OBチームと対戦した。確か、岡仁詩先生も長老OBチームで出場されていたと思うが、どういう訳か、山口先生も長老OBチームで出場されていた。当時の山口先生は私たちにとっては憧れの日本代表選手で、「うわぁ、山口さんが出たはる」と仲間と興奮したのを覚えている。


その山口先生に名刺を出してご挨拶した。

山口先生はにこにこ笑いながら名刺を下さり、握手をして下さった。

大きくて、とても温かい手だった。


ボルネオ7番のブログ-山口先生


その後、山口先生は先に退席され、後には元気一杯の伏見工業ラグビー部のOB達が残されたのだが、感心したのは盛り上がってはいるが、他のお客さんのことを気遣っていることがひしひしと伝わってくるのだ。特に我々の席は隣り合わせだったので、ちょっとした動きで椅子や腕が触れ合うのだが、その度に「すみません、大丈夫でしたか?」と聞いてくる。酔っ払って傍若無人になる若者やオッサンの団体とはエライ違いだった。


多分、伏見工業高校のラガーたちは、山口先生からラグビーだけではなく、生き方も学ばれたのだろう。