大学ラグビー選手権が幕を閉じた。
帝京大学が見事に三連覇を達成し、「三連覇」は同志社だけの記録ではなくなった。淋しく思うが、逆に呪縛が解かれたとでもいうのだろうか、過去に引きずられる重圧感から解放されたような軽やかさも感じる。
毎年、大学選手権が始まると「優勝候補」が話題に上る。そこに同志社の名前が出てこなくなって久しいが、たとえ同志社が優勝候補ではなくとも、又は、一回戦や二回戦で敗れても、「三連覇を達成したチーム」という紹介が付く。過去の記録だが、OBやファンも「この快挙は同志社だけのもの」という、頼りないが否定はされない看板にすがる。
もう、そういうことが出来なくなったということだろう。同志社が大学選手権で話題になるには強くなるしかない。優勝を争えるチームになるしかない。何より、今年も同志社のラグビーを見るのが楽しみ、というユニークで進化するチームカラーを取り戻すことが大事なのだろう。
そこまで考えて、今年80歳を迎えられる方から頂いた年賀状のことを思い出した。商社に勤務していた頃、大変お世話になった方だが、いつも発想が自由で、試行錯誤を厭わず、その方が経営される会社は訪問する度に何かしら変化があった。
さて、その年賀状だが、「夢の実現に向け頑張っています」というメッセージが書かれていた。私より二回りも年上の80歳。その方が夢を、すなわち未来を見ておられる。なんと力強く、清々しい生き方か。
同志社ラグビーも三連覇という過去の記録ではなく、来シーズンの優勝を目指して欲しいと思う。そして私も、やはり未来をみなければいけないと思う。
